2023/2/10 掲載記事
土の断面を再現
〝土〟に関する企画展「土ウォッチング」を開催中の県立川の博物館(寄居町小園39)で4日、関連イベント「ミニモノリスづくり」が行われた。
モノリスとは土の断面標本のことで、同館敷地内の約100㎝の地層を10分の1で再現することに。参加者はまず同館スタッフがあらかじめ掘っておいた地層を観察。2019年の大型台風で近くを流れる荒川が氾濫し浸水した時に積もった25㎝ほどの土砂も確認できた。その後、採取しておいた土や石、植物の根などを写真立てにボンドで貼り付け、モノリスを完成させていった。川口市の吉田匠君(小3)は「生き物とか自然に興味があり参加しました。土のことを詳しく知ることができたし、モノリスを作るのも楽しかった。台風で25㎝も土砂が積もったことに驚いた」と話していた。
企画展「土ウォッチング」は3月5日(日)まで同館第2展示室で開催。青森県青森市と埼玉県小川町で採取した大型モノリスをはじめとしたさまざまなモノリスを展示しているほか、パネルや動画などで土について学ぶことができる。関連イベントとして、土のはたす役割について簡単な実験で学ぶ「土のはたらき」(2月19日)や、土の中の生き物を紹介する「土は生きている?」(3月5日)が予定されている。
同館の開館時間は9時から17時、入館料は一般410円、高校生・学生200円、中学生以下無料、月曜休館。
詳しくは同館 TEL 048-581-7333へ。
完成したミニモノリス
企画展で展示されている小川町(左)と青森市のモノリス
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土の断面を再現
2023/2/10 掲載記事
〝土〟に関する企画展「土ウォッチング」を開催中の県立川の博物館(寄居町小園39)で4日、関連イベント「ミニモノリスづくり」が行われた。
モノリスとは土の断面標本のことで、同館敷地内の約100㎝の地層を10分の1で再現することに。参加者はまず同館スタッフがあらかじめ掘っておいた地層を観察。2019年の大型台風で近くを流れる荒川が氾濫し浸水した時に積もった25㎝ほどの土砂も確認できた。その後、採取しておいた土や石、植物の根などを写真立てにボンドで貼り付け、モノリスを完成させていった。川口市の吉田匠君(小3)は「生き物とか自然に興味があり参加しました。土のことを詳しく知ることができたし、モノリスを作るのも楽しかった。台風で25㎝も土砂が積もったことに驚いた」と話していた。
企画展「土ウォッチング」は3月5日(日)まで同館第2展示室で開催。青森県青森市と埼玉県小川町で採取した大型モノリスをはじめとしたさまざまなモノリスを展示しているほか、パネルや動画などで土について学ぶことができる。関連イベントとして、土のはたす役割について簡単な実験で学ぶ「土のはたらき」(2月19日)や、土の中の生き物を紹介する「土は生きている?」(3月5日)が予定されている。
同館の開館時間は9時から17時、入館料は一般410円、高校生・学生200円、中学生以下無料、月曜休館。
詳しくは同館 TEL 048-581-7333へ。
完成したミニモノリス
企画展で展示されている小川町(左)と青森市のモノリス
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