2023/1/13 掲載記事
深谷高の新制服
県立深谷高校(野本志江校長)は、創立50周年記念事業として制服を一新する。男女ともにグレーのジャケット、紺地にチェック柄のプリーツスカート・スラックスとなり、今春に入学する新1年生から着用が始まる。
新制服は、校内でプロジェクトチームを組織し、在校生と保護者、中学生を含む地域の人たちへのアンケートなどを参考に検討を重ねてきた。素材は、県内の公立高初となるニット素材を採用し、伸縮性抜群の着心地の良さが特長。自転車通学の生徒が多いことから撥水加工を施し、ベント(背中の切れ目)には反射材をつけて安全性を高めた。扱いやすさにも気を配り、家庭用洗濯機で洗濯ができる。
これまでは、男子は学ラン、女子は紺色のブレザーとフレアスカートだったが、LGBTQ(性的少数者)に対応した校則へと改め、男女問わずリボン・ネクタイ、スカート・スラックスが選べるようになる。
試着した井出楓嘉さん(1年)は、「ストレッチが効いた素材で、肩回りが特に楽に感じます。チェックのデザインが今までにない新鮮な印象」。生徒会副会長の鈴木りおんさん(3年)は、「LGBTQに対応し、着用の自由度が高まる点が魅力です。今までの制服のシンプルなデザインも気に入っていたが、新しい制服は着ていて楽しいと感じる」と笑顔だった。
昨年10月の新入学生を対象にした学校説明会では、在校生たちがモデルとなり、ファッションショーのような雰囲気で新制服をお披露目した。
ファッションショーのような雰囲気でお披露目
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深谷高の新制服
2023/1/13 掲載記事
県立深谷高校(野本志江校長)は、創立50周年記念事業として制服を一新する。男女ともにグレーのジャケット、紺地にチェック柄のプリーツスカート・スラックスとなり、今春に入学する新1年生から着用が始まる。
新制服は、校内でプロジェクトチームを組織し、在校生と保護者、中学生を含む地域の人たちへのアンケートなどを参考に検討を重ねてきた。素材は、県内の公立高初となるニット素材を採用し、伸縮性抜群の着心地の良さが特長。自転車通学の生徒が多いことから撥水加工を施し、ベント(背中の切れ目)には反射材をつけて安全性を高めた。扱いやすさにも気を配り、家庭用洗濯機で洗濯ができる。
これまでは、男子は学ラン、女子は紺色のブレザーとフレアスカートだったが、LGBTQ(性的少数者)に対応した校則へと改め、男女問わずリボン・ネクタイ、スカート・スラックスが選べるようになる。
試着した井出楓嘉さん(1年)は、「ストレッチが効いた素材で、肩回りが特に楽に感じます。チェックのデザインが今までにない新鮮な印象」。生徒会副会長の鈴木りおんさん(3年)は、「LGBTQに対応し、着用の自由度が高まる点が魅力です。今までの制服のシンプルなデザインも気に入っていたが、新しい制服は着ていて楽しいと感じる」と笑顔だった。
昨年10月の新入学生を対象にした学校説明会では、在校生たちがモデルとなり、ファッションショーのような雰囲気で新制服をお披露目した。
ファッションショーのような雰囲気でお披露目
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