2022/3/11 掲載記事
植樹式で土を入れる新井町長(右端)ら
越生町の梅の名所「越生梅林」にある樹齢670年の古木「魁雪」の苗木が6日、園内別の場所に植樹された。
越生梅林は関東三大梅林の一つに数えられ、約2haの園内に魁雪(越生野梅)をはじめ白加賀や紅梅など約1000本が植えられている。越生の梅の歴史は古く、1,350(観応元)年に九州太宰府から小杉天満宮(現・梅園神社)に分祀した際、梅を愛した菅原道真にちなんで植えられたのが起源とされ、魁雪もその時に植えられたものと推測されている。
貴重な古木である魁雪を次代につなごうと、梅生産者らからなる「越生町梅産地を元気にする協議会」が3年ほど前に接ぎ木作業を行い、このほど同園内の別の場所に苗木を植樹した。植樹式に参加した新井康之越生町長は「植樹した苗木は接ぎ木ですので魁雪とDNAがまったく一緒です。末永く保存していきたいと思います」と話していた。
同園は現在梅まつり期間中で、6日現在の園全体の咲き具合は4分咲きとなっている。梅まつりは21日(月・祝)までで、コロナの影響で入園料を無料とし園内自由散策としている。駐車料金は500円(普通車)。
樹齢670年の古木「魁雪」
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植樹式で土を入れる新井町長(右端)ら
2022/3/11 掲載記事
越生町の梅の名所「越生梅林」にある樹齢670年の古木「魁雪」の苗木が6日、園内別の場所に植樹された。
越生梅林は関東三大梅林の一つに数えられ、約2haの園内に魁雪(越生野梅)をはじめ白加賀や紅梅など約1000本が植えられている。越生の梅の歴史は古く、1,350(観応元)年に九州太宰府から小杉天満宮(現・梅園神社)に分祀した際、梅を愛した菅原道真にちなんで植えられたのが起源とされ、魁雪もその時に植えられたものと推測されている。
貴重な古木である魁雪を次代につなごうと、梅生産者らからなる「越生町梅産地を元気にする協議会」が3年ほど前に接ぎ木作業を行い、このほど同園内の別の場所に苗木を植樹した。植樹式に参加した新井康之越生町長は「植樹した苗木は接ぎ木ですので魁雪とDNAがまったく一緒です。末永く保存していきたいと思います」と話していた。
同園は現在梅まつり期間中で、6日現在の園全体の咲き具合は4分咲きとなっている。梅まつりは21日(月・祝)までで、コロナの影響で入園料を無料とし園内自由散策としている。駐車料金は500円(普通車)。
樹齢670年の古木「魁雪」
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