2021/9/24 掲載記事

埼玉武蔵ヒートベアーズ悲願の初優勝

初優勝を祝う（球団提供）

プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグに所属の「埼玉武蔵ヒートベアーズ」が9日、東地区の優勝を決めた。リーグ参入7年目での悲願の初優勝となった。

ヒートベアーズは熊谷を本拠地として2015年からBCリーグに参入。今シーズンは楽天から由規投手やフェルナンド外野手を獲得。埼玉西武ライオンズからのコーチ・選手派遣や、熊谷にキャンパスのある立正大学データサイエンス部と連携した走塁の研究などでチームを強化。最終戦績33勝22敗5分で優勝に輝いた。

角晃多監督は「球団に携わってくださる全ての方々の力無くして優勝達成はなかった。コロナ禍にも関わらず、野球ができる喜び、ファンの皆様に勇姿を見せることができる喜びをかみしめながらシーズンを駆け抜けて参りました。選手が自らのパフォーマンスを最大限発揮し続けてくれたことを誇りに思います」、宮之原健キャプテンは「球団・首脳陣・選手・ファン・地域の方々の輪が日を重ねるごとに広がり、そして深くなり、優勝することができました。ヒートベアーズはまだまだ強くなります」と話した。

ヒートベアーズは、より一層のチーム強化などを目的に、クラウドファンディング2.0「フィナンシェ」において、クラブトークンの販売を今月6日から開始。クラブトークンとは球団への応援の「しるし」や「証」で、購入すると様々な特典を受けることができる。クラブトークンの売上金は、球団運営や強化費用などに活用される。初回販売期間は10月20日(水)の21時までを予定。詳しくは販売専用サイトか、球団 TEL:048-598-5634へ。

なお、BCリーグのプレーオフ準決勝ラウンドが19日、21日、22日に行われ、西地区優勝のオセアン滋賀ブラックスと対戦。通算1勝1敗1分だったが、得失点差で惜しくも決勝進出はならなかった。

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