PR冊子で飲食店支援
緊急宣言下の1週間で作成（深谷市）

2021/2/12 掲載記事

ふかや市商工会は、飲食店応援プロジェクトとして「テイクアウト＆デリバリーBook」を2,000部作成した。同会管内の深谷市花園・川本・豊里・岡部の32店のメニューを掲載したＡ4判36ページの冊子で、市内の道の駅や公共機関などで配布している。

冊子作成は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言で、時短営業を要請された管内の飲食店を支援しようと取り組んだ。発案者の同会・上杉徹さんは、「コロナ禍の影響で、飲食店を営む会員企業の方々から多くの相談を受け、力になれることはないかと考えていました」と話す。

昨年の宣言時には、飲食店応援サイトを立ち上げたが、今回は保存版として活用できる紙媒体を選定。各店が使っているメニュー表などをそのまま利用することで作業を簡略化し、各店への参加の呼びかけを含め1週間ほどで仕上げた。うち約1,100部を市内の企業に利用を呼びかけながら配布した。その結果、発行後に注文が多く入ったとの喜びの声が寄せられているという。担当の同会・櫻沢友章さんは、「管内は4地域におよび、掲載の各店を知っていただくいい機会になります。家庭やオフィスなどで、お店の味を楽しんでいただきたい」と飲食店が活気を取り戻すことを願っている。

写真：冊子をPRする担当の櫻沢さん（右）と上杉さん

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• ふかや市商工会（深谷市）