2024/08/9 掲載記事

全国選抜大会で優勝

武蔵越生高等学校　弓道部

和弓で矢を射て的にあてる日本伝統の武道である弓道。男女約30人の部員が校内にある弓道場で練習に励んでいる。

指導するのは顧問の倉田春樹教諭と渋谷美裕教諭。「弓道は射法八節という8つの動作が基本で、28ｍ離れた的にあてるには集中力が重要になります」と話す。外部指導者として段位を持つ秋馬敏夫師範が週に3回のペースで訪れている。部員はほとんどが未経験で入部してくるそうで、先輩が一から教えるのが部の伝統となっている。

昨年12月の全国高等学校弓道選抜大会では石上依吹さん (２年)が優勝という快挙を成し遂げた。3年生はインターハイ埼玉県予選会をもって引退となったが、足立遼太君(３年)は個人2位になり、今月3日に長崎県で行われたインターハイに出場した。前部長である足立君は「部員同士わきあいあいと楽しく活動しています。私は来月の関東個人大会に出場するので、良い成績を残せるようがんばりたいです」と話している。