2024/02/23 掲載記事

アイデアを深め 根気強く制作

東松山市立東中学校　美術部

「防犯や交通安全といった各種ポスター、埼玉県こども動物自然公園との連携など、絵画から立体作品まで、年間数多くの制作に取り組む。現在は、３年生を送る会で披露する黒板アートの準備に余念がない。

顧問の二木洋明教諭は活動を通じ、「納得いくものを作り上げるために、根気強く取り組む姿勢」を部員たちに身につけてほしいと願う。そのため、全ての制作の基となる『発想力』を深めるために、アイデアを何パターンもスケッチし、試行錯誤を重ねて作品づくりに臨むようにと指導する。『誰に向けた作品なのか』にもこだわる。「例えば、小さい子へ向けたポスターなら、文字や色使いも含めて分かりやすいデザインにすることが大事」と話す。

部では今後、制作のほか、新たに運動も活動に取り入れていく予定だ。田嶋清花部長(2年)は「走ったりダンスをしたり、色んなスポーツに触れることで視野を広げ、それを作品づくりに生かしていきたい」と朗らかに笑う。