2024/01/26 掲載記事

〝花園〟初出場目指して

県立熊谷高校　ラグビー部

毎年年末年始に行われる全国高等学校ラグビーフットボール大会(通称：花園)への初出場を目指し、1、2年生31人が練習に励んでいる。

ラグビー日本代表の監督を務めた宿沢広朗さん(故人)を輩出するなど県北の古豪として知られているが、これまで花園への出場はない。2018年に深谷高校から転勤した横田典之教諭が監督に就任。横田監督は深谷高校ラグビー部を18年間で9度花園に導いた実績があり、花園初出場への期待が高まっている。

「粘り強いディフェンスを軸に少ないチャンスでトライを奪い、僅差で勝利をものにできるチームにしたい」と横田監督。現在新人戦県大会が開催中で準決勝まで駒を進めている。花園出場をかけた予選は9月から始まる。榊原洋太郎主将(2年)は「チーム一丸となって練習に励み、念願の花園初出場を目指してがんばりたい。部員一人一人が強いリーダーシップを持ち、自分がチームを引っ張っていくんだという気持ちが大切になると思います」と話す。