新1年生の交通事故防止を願って
ランドセルカバー贈呈式
（深谷市）

贈呈式に出席した新1年生と深谷交通安全協会の役員、来賓(後列左から2人目が伊藤署長、同3人目が小島市長)

2024/3/8 掲載記事

深谷交通安全協会(小暮捷一会長)は、深谷警察署管内の全16小学校に入学する新1年生にランドセルカバーを寄贈した。2月29日には、おかべ幼稚園・深谷幼稚園・桃園保育園の代表園児6人を市役所へ招き贈呈式を開いた。

カバーは、ランドセルのかぶせと呼ばれるふた部分に取り付けてドライバーらの視認性を高めるもので、黄色の下地に市のイメージキャラクター・ふっかちゃんの顔が大きく描かれている。自動車運転免許証の更新時に入会を呼びかける交通安全協会の会費を利用し、890枚を作成。縁を縫い合わせた丈夫なカバーへとリニューアルし、贈呈式を初開催した。

小暮会長は、「道路に出る時は、止まる・見る・待つ・確かめるを守ってください。上級生は、しっかりと手をあげて横断歩道を渡っています。先輩たちを見習って事故に遭わないようにしましょう」と子どもたちに呼びかけた。小島進深谷市長、伊藤好秀深谷警察署長も駆け付け、事故防止と犯罪被害防止を呼びかけるメッセージを送った。

おかべ幼稚園の神山瞬輝君と髙畑陽向さんは、「小学校に行くのが楽しみ。算数をがんばりたい。カバーはランドセルにぴったりで、ふっかちゃんがかわいい。走らないで気をつけて小学校に行きたい」と期待を膨らませていた。

小暮会長にカバーを付けたランドセルを背負わせてもらう