手づくりひな人形慰霊塔の階段に300体（熊谷市）

2024/3/8 掲載記事

かわいらしい手づくりひな人形

熊谷南小学校区内の子どもたちが手づくりしたひな人形約300体が、先月12日から今月2日まで熊谷市の荒川公園内にある慰霊塔の階段に設置された。

地元の子ども会「南子連」とシニアクラブが中心となり、未就学児や小学生らに呼びかけ、ペットボトルや丸太で作ってもらった。設置最終日の2日には「ひな祭りフェスティバル」を開催。ひな人形の前でよさこいや合唱、リコーダー、吹奏楽の演奏などが行われ、来場者にはすいとんが振舞われた。

南子連の林昌己さんは「子どもたちの健やかな成長を願って設置しました。慰霊塔(戦災死没者の追悼)の意味を理解し、平和への思いを強くしてもらえたらと思います。かわいらしいひな人形を見て癒されていた方もたくさんいらしたので、よかったと思います」と話していた。

荒川中学校吹奏楽部の演奏

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